【其の1】
蚕には、家蚕と呼ばれる室内で飼われているものと、野蚕と
呼ばれる屋外で飼育されているものがあります。
家蚕は桑の実を食べて育ちますが、野蚕は何を食べて育つでしょう?

クヌギの葉

【其の2】
蚕は、羽化→蚕→繭→蛹→蛾→産卵で一生を終えますが、
蚕のライフサイクルはどのくらいでしょう?

1ヶ月

【其の3】
一般的には一反のきものが出来るには、繭が何個必要でしょう?

2600粒

【其の4】
鯨尺1尺は約何センチでしょう?

38cm
(一寸は3.78cm)

【其の5】
日本の衣服の原型は中国の呉の国の衣服と言われていますが、
日本に渡来したのは何時代でしょう?

古墳時代

【其の6】
聖徳太子の活躍した飛鳥時代に最上級の地位を
象徴する色は何色だったでしょう?

【其の7】
結城紬の呼称は、時の領主結城氏が育成に努めた事に
由来しますが、その時代はいつでしょう?

江戸時代

【其の8】
浴衣のルーツは湯帷子(ゆかたびら)と言われていますが、
その素材は何でしょう?)


(平安時代に貴族が入浴時に着用した麻素材のきもの)

【其の8】
きものの衿合わせが現在のようになったのは、いつでしょう?

奈良時代
(元正天皇の養年3年(719年)2月3日の衣服礼による)

【其の9】
風呂敷がそう呼ばれるようになったのは、何時代からでしょう?

江戸時代
(奈良時代には’つつみ’、平安時代には、’ころもつつみ’、南北朝には’平包’と呼ばれていました。江戸時代に風呂でこれを敷き、上で着替えをしたことからこう呼ばれるようになりました。

【其の10】
足袋が現在のような形になったのは、何時代からでしょう?

奈良時代

【其の11】
お太鼓結びは何時代から結ばれた帯でしょうか?

江戸時代末期
(亀戸天神のお太鼓橋が完成した時(文化14年)深川芸者がお太鼓橋に形を似せて結んだのがはじまり)

【其の12】
きものの着付けで”おはしょり”をとって着るようになったのは、
いつ頃からでしょう?

明治中期以降
(きものの原型となった小袖はもともとは対丈で着ていました。やがて裾を長く引いて着る事が流行。室内では裾を引きずり、外出の時には裾が汚れる為、きものを腰の位置でたくし上げ、腰紐で縛って着るようになりました。)

【其の13】
名古屋帯が発案されたのはいつ頃でしょう?

大正7,8年頃
(服装改良運動の一環として生まれた帯。考案者は名古屋女学校の創始者)

【其の14】
紋の起源はいつ頃でしょうか?

平安時代中期頃
(動植物や天文、器、文字などの形をとって、衣服や調度品、武具などに付け、持ち主を明らかにしたことから始まったとされています。)