留袖×袋帯でお着物ドレス!こんな楽しみ方も

着る機会もなければ、譲るあてもないお着物。こんなに素敵なお着物なのに、ただ処分されてしまうのは悲しい。

そんな想いから、きものドレスにして遊んでみました(^^)

帯とピンで留めているだけなので、元の着物にも戻せます。

「こんなアレンジもできるんだ」と楽しんでいただけたら嬉しいです。

留袖×袋帯、着物ドレスアレンジ

■ フロントスタイル

留袖をアレンジした着物ドレスのフロントスタイル

留袖の格調はそのままに、まるでロングドレスのようなシルエットに。

フリルのような袖にすることで、華やかな印象になりました。

■ バックスタイル

留袖と袋帯で仕立てた着物ドレスのバックスタイル

背中に広がる袋帯が、まるでリボンのように見えるアレンジ。

着物の柄を背面で魅せることで、より印象的な装いに。

■ 帯のアップ

留袖をアレンジした着物ドレスのバックスタイル(帯のアップ)

立体的にふくらみを持たせたリボンアレンジ。

大きめに開いた背中も、帯の華やかさで上品さをプラス。

結び目の位置やボリューム感にもこだわり、後ろ姿に印象を残しています。

たまには、着物で遊んでみるのもいい

着物は「着るだけ」ではなく、「遊ぶ」こともできます。

遊び心から生まれた、ちょっとした工夫。これも、お着物の楽しみ方のひとつかもしれませんね。

最近では、ウェディングで着物ドレスをお召しになる方も増えてきました。和モダンとして魅力が少しずつ広まり、着物のよさが新たな形で伝わっていくのは、とても嬉しいことです。

きものドレスも素敵だけれど、でも、やっぱり——個人的には「着物は、着物のままがいちばん美しい」と感じています。

そんな想いを大切にしながら、たまには、こんな「遊び方」もしてみたくなるのです。

美保 / 美保着付け教室

千葉県松戸市『美保着付け教室』主宰。
流派にとらわれず、一人ひとりの体型や目的に合わせた「その人らしい着付け」を大切にしています。色彩やコーディネートの知識に加え、心と身体のバランスを整えるカラーメンタルケアの視点も取り入れています。
「着る楽しみ」「和の美しさ」を、もっと身近に。着物がはじめての方も、お気軽にご相談ください。

関連記事

PAGE TOP